龍波動は
日本人古来の感覚を活かし活用している
医道であります。
西洋医学、東洋医学
は
日本人発想の医学ではないので
今現在
日本の医学というものは無いのではないかと思うのです
例えば
建築で言えば
日本古来の伝承技術を用いて造る
宮大工職人たちは
ネジやビス金属を使って固定したり
接着剤などを用いらず
木材のみで組んで家を建てます。
雨風、地震に負けないような
頑丈な家を石や鉄骨で造るのではなく
雨風、地震、自然の流れを受け入れ
その地域の気候を活かし
風や地震に対して耐えずに柔軟に揺らし
力を受け流す
そんな自然と共にある建築を
宮大工の職人達は造りだします。
このような日本古来の考え方
龍波動もこのような感覚でありたいと思い
あえて医道という言葉を
使い
日本の治療技術を
広めていきたいと思う次第でございます。
本来人間も
宮大工の造り出す家のようなものであると思うのです。
硬くて柔軟性のない身体は
壊れやすい
というよりは
硬くて弾力のない、柔軟性のない身体はすでに
健康な身体ではなくなってしまっています。
どこか不具合のあるところは気張ってしまって
力が退けなくなっているものです。
力を抜くことができない身体
これを重ねていくことで病気になったり
怪我をしやすくなったり
精神面が不安定になったりしてくるのです。
人間の身体はいきなり病気ななるわけではありません。
ある種
病気になる身体が準備されてから後に病気として現れる
今の人たちは
病気になって初めて
健康じゃないと認識する傾向にありますが
その前の段階ですでに健康体ではなくなっています。
今の医学は
病気になってから初めてアプローチをします。
しかも
健康な身体にするのではなく
薬や、手術で
病気を抑える、取り除くという発想です。
しかしそれだと
健康な体に戻っているわけではありません。
病気になった原因まで
アプローチ出来ているわけではないのです。
自分の体で理解して治ったのではなく
治されてしまった身体
それはまた繰り返すことになる可能性が高い
そして
薬、手術によって
より気張った身体を造ってしまう。
しかし
気張った身体を造ろうと
薬や手術といった西洋医学に
頼らなければならないこともある
宮大工の技術がビルを造る事に
適していないように
内臓破裂やくも膜下出血
を
当院で治す事は出来ません
どちらが良いというわけではなく
西洋医学には西洋医学の得意分野
医道には医道の得意分野
があると思うのですが
今現在の
日本の医療は西洋医学が一手に引き受け
他の医療が認められていないのが現状です。
西洋医学と東洋医学
医道
各分野が協力できるこれが一番
医療として理想の形ではないかと思います。
龍波動の治療理念は
病気になってしまった身体に対してまず
響く場所
響かずに滞っている場所を確認します。
滞っている場所があれば
それに対して
緩み過ぎているところも出てくるので
そこも確認し
全身が均等に響き渡るようにして
柔軟な弾力のある身体にしていきます。
柔軟で弾力のある滞りのない身体になれば
後は自然に身体が病気を治していく
病気を治す治療ではなく
病気を治す事が出来る身体にする事が
龍波動の仕事であります。
そして
その体を維持できるようになるまで
お手伝いするのも龍波動の仕事です。
そのために必要になってくるのが
患者さん本人の協力です。
まずは本人が
次回の診療までに
治療後の体を維持出来る様にする事です。
どうしたら柔軟性のある体を保てるか?
そのために
する事、しない様にする事
どうして現在の身体になってしまったのか?
これを一緒に考えるのも龍波動の仕事です。
そのために話し合う時間もしっかりととります。
本来人間は自分の体は自分で治せるようになっています。
自分の体を他人任せにしていること自体が
一番不健康な考え方であると思うのです。
自分の体は自分が知っている
これが本来の人間の
正しい生き方ではないかとも思うのです。
まずは
病気を治しに皆さんは当院に訪れます。
そして
なぜこのような状態になったのか
今後どうしていけば良いのかを話し合い
病気が治せる身体造りをしていきます。
治療を重ねるにつれて
自分の体のことを知れるようになります。
どのように体の力が抜けていくのか?
滞ったところが
どのように全身に響くようになっていくのか?が
自分で実感できるようになります。
そして理想としては
自分の健康を自分で維持出来る様に
なれる様になる事
少なからず
病気になる前の身体が解る様にはなって頂きたい。
そうすれば
病気として現れる前の段階で
体を整えまた弾力のある健康体に戻せます。
繰り返し通うことなく
バランスを整えることができます。
龍波動治療院は
人間力を付ける事
これも重要な仕事の一つだと考えています。
ですから
医学ではなく
あえて
医道
という言葉を使い
治療理念を説いているのです。
そして
この
日本人的な発想の医道が
少しずつでも浸透していけばいいなと思うのです。
そうすれば
人々がもっと自分の身体、精神に
自信を持てるようになるのではないかと
思う次第でございます。